第22回世界テコンドー選手権大会の特集記事番外編として、大会に参加した海外の師範・コーチへのインタビューをご紹介します。
第1回目はITF競技委員でブルガリア跆拳道協会事務局長のMaster Vergiliy SItnilski 7段へのインタビュー記事です。
大会の感想やブルガリアでのテコンドーの様子、ブルガリアの魅力などをお伺いしました。
(インタビュアー:ファルナズ1段)
Master Vergiliy SItnilski (Bulgaria)
- ITF Tournament and Pro League member
- Vice-president of the Tournament and Umpire committee of the European Taekwon-Do Federation
- General secretary of the Bulgarian Taekwon-Do ITF Federation
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世界大会について
Master Vergiliy SItnilski、インタビューにご協力くださりありがとうございます。
早速ですが、今回の世界選手権全体の感想をお聞かせください。
今回の世界大会の運営面に非常に満足しています。
特に今回の大会会場は世界大会規模の大会が行われるのにふさわしいもので、施設面で必要なものは全て備えられていたため、大会の進行が問題なくスムーズに行われました。
続いて、今回の世界大会で最も印象に残っていることをお聞かせください。
第 22 回世界テコンドー ITF 選手権大会における私の最大の印象は、今大会が私にとって間違いなく素晴らしい経験だったということです。
この大会には世界中から最高のテコンドー選手が集まり、彼らの卓越したスキルとこのスポーツへのこれまでの献身ぶりを披露しました。
特に目立ったのは、大会を通じて信じられないくらい高いレベルでの競技が繰り広げられたことです。
これは競技相手はに畏怖の念を抱かせるほどのものでした。
さまざまな大陸から参加したアスリートが最高の試合を披露し、記憶に残るレベルの完成度、パワー、テクニックを披露しました。
このパフォーマンスは、テコンドー選手たちが長年にわたる厳しい修練とその技術の獲得に尽くした揺るぎない努力の証でした。
彼らがこの段階に到達するために肉体的、精神的に自身の限界を超えてきたことは明らかであり、彼らのITFテコンドーの技術の習得ぶりを目の当たりにすることができたのは光栄でした。
しかし、最も大切なことはこのような熾烈な競争そものもを超えて、この世界大会が他の大陸から来た友人たちと再会する機会だったことです。
ITFテコンドーは、国境や文化を超えて人々を結びつける力を持っています。何年も会っていなかった旧友との出会いは、この大会に心温まる瞬間をもたらしてくれました。これまでのお互いの物語を共有し、過去の世界大会を思い出し、お互いの近況を報告することで、メダルや栄誉を超えた仲間意識が生まれました。
今回の大会は、勝利を追求するだけでなく、多様な背景を持つITFテコンドー習練生間の連帯感と友情を育むことも目的としていました。
これは、世界のITFテコンドーコミュニティの絆と、武道に対する共通の情熱を思い出させるものでした。
世界クラスの競争と再燃する友情の組み合わせにより、ITF世界テコンドー大会は忘れられない経験となり、大切な思い出とこのスポーツと国際社会への深い感謝を残すことができました。
今大会に参加した日本選手団の印象をお聞かせください。
日本のテコンドーチームに対する私の印象は、とても大きな賞賛と尊敬です。日本には優れた武道家を輩出する長年の伝統があり、それはテコンドーチームの今回の成績にも反映されています。
日本チームはテコンドーの国際大会で常に無視できない力を持っています。
日本チームは常に優れたレベルのスキル、規律、情熱を持ち合わせていて複雑なテクニックを正確かつ優雅に表現する彼らのパフォーマンスを見ることが本当に楽しみです。
日本チームの皆さんが自分たちの技術を完成させるために数え切れないほどの時間を費やしてきたことは明らかであり、彼らの献身はすべての試合で輝きを放ちます。
また、日本チームの最も素晴らしい点の一つは、主要な大会で安定してメダルを獲得することです。トゥル・マッソギ、また他のテコンドー分野のいずれにおいても、彼らは卓越した実績を持っています。
彼らのトレーニングへの取り組みと競争心は、彼らを世界の舞台でも手ごわい相手にしています。
ちなみに、私の夢は日本を訪れることですが、それは日本のテコンドー稽古生に対する私の憧れから自然に思うようになりました。
日本は、歴史的建造物から料理や伝統に至るまで、豊かな文化体験を提供してくれます。
もし私が日本を訪れる機会があれば、私たちの武道であるテコンドーに対する情熱を共有し、温かく迎え入れてくれる愛好家に出会えるものと確信しています。
今大会に向けてブルガリア代表選手たちはどのように準備したのですか?
ブルガリアでは、ITFテコンドーが青少年スポーツ省から認可を受けています。
この認可により、私たちは国から資金提供を得て強化合宿(ブートキャンプ)を開催することができます。このブートキャンプは 30 ~ 40 日間続き、その間に代表選手たちの強化を行います。
日本選手団へのメッセージ
日本選手団へのメッセージをお願いします。
ITFテコンドー日本代表チームおよびコーチの皆様へ
これから行われるテコンドーの大会やそれぞれの活動に向けて準備を進めている皆さんに、心からの応援と激励を送りたいと思います。
この武道に対する皆様の献身と、世界の舞台で日本を代表するという気概は本当に素晴らしいです。
テコンドー修練生の旅とは、規律、忍耐、そして継続的な自己改善の旅です。
皆様の絶え間ないトレーニングとスキルを磨くための揺るぎない集中力は、あなたの決意の証です。一歩踏み出すたび、蹴るたびに、トゥルをするたびに、目標に一歩ずつ近づくことを忘れないでください。
また、指導者は皆様の成長において極めて重要な役割を果たし、テコンドーの難しさを伝え、あなたの潜在能力を最大限に発揮できるようサポートしてくれています。
彼らの知恵と指導は、成功への道において貴重な財産となります。彼らの指導を信頼し、彼らがあなたに共有する知識を受け入れてください。
そして、競技や挑戦の最中でも、テコンドーの真の本質はメダルや栄誉を超えたものであることを心に留めておいてください。
それは卓越性の追求、敬意の育成、そして不屈の精神の具現化です。皆さんは国を代表するだけでなく、伝統と価値観に深く根ざした武道であるテコンドーの伝統を継承しています。
集中力を保ち、決意を保ち、チームとして団結し続けてください。時にはサポートと励ましを求めてお互いに支えあいましょう。
この団結の瞬間にこそ、日本選手団の強さを見ることができるからです。
そして、これからの結果がどうであれ、皆様の努力が国内だけでなく世界中の人々にインスピレーションを与えることを知ってください。
テコンドーに対する皆様の献身は、努力と情熱によって何が達成できるかを示す輝かしい例です。
これからの稽古や試合でのご活躍を心よりお祈りしております。
あなたのキックが速く、フォームが完璧で、精神が折れませんように。
日本がこれほど才能があり、献身的なテコンドーチームを擁していることを誇りに思ってください。皆さんのテコンドー修練の旅は私たち全員にとってインスピレーションの源です。
Ganbatte kudasai!
揺るぎないサポートと敬意を込めて
ブルガリアでのテコンドーについて
ブルガリアではテコンドーはどれくらい人気がありますか?
ブルガリアでは、ITFテコンドーは最も人気のある武道の 1 つで、WTテコンドーや空手よりも人気があります。
人気度でいうとキックボクシングが唯一のライバルになると思われます。ですが、私たちはキックボクシング界とも協力しており、テコンドーのトレーニングのパートナーにはヨーロッパ選手権や世界選手権で多くのメダルを獲得しているブルガリアのキックボクシング代表チームもいます。
ブルガリアでは最もテコンドーが盛んなのはどの世代ですか?
残念なのですが、テコンドーが一番盛んなのは14歳から17歳までの子供やジュニアです。
テコンドーを練習するために道場を訪れる大人はますます少なくなっています。
これはブルガリアテコンドー界の大きな課題です。
ブルガリアについて
ブルガリアの観光名所を教えてください。
ブルガリアは、豊かな歴史(1400年以上の歴史を持つヨーロッパで最も古い国の一つ)や素晴らしい風景、そして多様な料理の伝統を持つ、南東ヨーロッパの美しい国です。
ブルガリアを訪れたらぜひ訪れてほしい人気の観光スポットとおすすめグルメをご紹介します。
【観光名所】
ソフィア
ブルガリアの首都ソフィアは、活気に満ちた歴史ある土地です。
アレクサンドル ネフスキー大聖堂、聖ジョージ ロタンダ、国立文化宮殿などの象徴的なランドマークを訪れてほしいです。
また、旧市街の魅力的な通りや活気のあるヴィトシャ山を散策することも忘れないでください。
リラ修道院
リラ山脈に位置するこのユネスコ世界遺産は、精神的な中心地であるだけでなく、建築の傑作でもあります。
修道院には精緻なフレスコ画があり、静かな雰囲気が特徴です。
プロブディフ
この古代都市は、ヨーロッパでは最古の人類が定住集落の 1 つです。
保存状態の良い旧市街は、石畳の通り、カラフルな建物、ローマ劇場などの史跡が迷路のように入り組んでいます。
黒海沿岸
ブルガリアには、黒海沿岸に沿って美しいビーチがあります。サニー ビーチとゴールデン サンズは活気に満ちたナイトライフで人気のリゾート地であり、ネセバルは保存状態の良い中世の建築物が残るユネスコ世界遺産の町です。
リラ国立公園
自然が好きな方は、リラ国立公園を含むブルガリアの素晴らしい自然景観を高く評価するでしょう。
絵画のように美しい山々、森林、自然のままの湖をハイキングしてください。
カザンラクのブルガリア トラキア人の墓
ブルガリアのもう 1 つのユネスコ世界遺産であるこの墓には、古代のフレスコ画やトラキア文明の工芸品が含まれています。
続いておすすめの食べ物を紹介します。
バニツァ(Banitsa)
チーズ、ほうれん草、かぼちゃなどの材料を詰めた薄いフィロ生地を何層にも重ねて作られた人気の食べ物です。
おやつや朝食にぴったりのおいしい一品です。
カヴァルマ(Kavarma)
豚肉または鶏肉、野菜、ハーブを使った伝統的なブルガリアのシチューで、多くの場合土鍋で調理されます。ボリュームたっぷりで風味豊かです。
ショプスカ・サラダ(Shopska Salad)
トマト、キュウリ、ピーマン、玉ねぎ、フェタチーズで作られ、オリーブオイルをかけ、スパイスをふりかけたさわやかなサラダです。
ケバプチェ(Kebapche)
グリルしたひき肉 をスパイスで味付けし、小さなソーセージの形に成形します。
フラットブレッドや付け合わせと一緒に提供されることがよくあります。
ブルガリア ヨーグルト(Bulgarian Yogurt)
独特の味と善玉菌の特性で知られるブルガリア ヨーグルトは、ぜひ試していただきたい逸品です。
蜂蜜や果物と一緒に食べたり、さまざまな料理の材料として使うことがよくあります。
ブルガリア ワイン(Bulgarian Wine)
ブルガリアにはワイン造りの長い歴史があるので、ぜひ地元のワインを試してみてください。
Mavrud や Melnik などの品種を探してください。
バンスコ地方料理(Bansko Cuisine)
バンスコの町では、カパマ (キャベツの葉の詰め物) やチョムレック (じっくり煮込んだ肉と野菜のシチュー) などの伝統料理を試すことができます。
ラキア(Rakia)
ブルガリアの伝統的なフルーツ ブランデーです。通常はプラムやブドウから作られます。食前酒としてよく飲まれる強いアルコール飲料です。
今回ご紹介したのは、ブルガリアが提供する数多くの観光スポットやグルメのほんの一部です。ブルガリアの歴史、文化、料理を探索することは、どんな旅行者にとっても価値のある経験となると思います。
English text
Please tell us about your impressions of the World Championships in general.
In general, I am satisfied with the organization of the world championship. The hall was suitable for a Championship of this rank, it was equipped with everything impassable and therefore the World Championship went smoothly and without problems.
Please tell us what left the biggest impression on you at this world tournament.
My biggest impression of the 22nd World Taekwon-Do ITF Championship was undoubtedly a remarkable experience. The event brought together some of the finest taekwondoists from around the globe, showcasing their exceptional skills and dedication to the sport. What stood out the most was the incredibly high level of competition that was on display throughout the championship.
The competitors were nothing short of awe-inspiring. Athletes from different continents brought their A-game, demonstrating a level of precision, power, and technique that left a lasting impact on you. The performances were a testament to the years of rigorous training and unwavering commitment that these taekwondoists had invested in their craft. It was evident that they had pushed their physical and mental boundaries to reach this stage, and it was a privilege to witness their mastery of Taekwon-Do ITF.
However, beyond the fierce competition, what made this championship truly special was the opportunity to reconnect with friends from other continents. Taekwon-Do ITF has a unique way of bringing people together, transcending borders and cultures. Meeting old friends, some of whom you hadn’t seen in years, added a heartwarming and personal dimension to the event. Sharing stories, reminiscing about past tournaments, and catching up on each other’s lives created a sense of camaraderie that went beyond the medals and accolades.
The championship was not just about the pursuit of victory but also about fostering a sense of unity and friendship among Taekwon-Do ITF practitioners from diverse backgrounds. It was a reminder of the global Taekwon-Do ITF community’s bond and shared passion for the martial art. This combination of world-class competition and rekindled friendships made the World Taekwon-Do ITF Championship an unforgettable experience that left you with cherished memories and a deep appreciation for the sport and its international community.
Please tell us your impressions of the Japanese team.
My impressions of the Japanese Taekwon-Do team are undoubtedly filled with admiration and respect. Japan has a long-standing tradition of producing exceptional martial artists, and this is reflected in their Taekwon-Do team’s performances.
The Japanese team has always been a force to be reckoned with in international Taekwondo competitions. Their athletes consistently demonstrate an outstanding level of skill, discipline, and determination. Watching their performances is a true delight, as they execute intricate techniques with precision and grace. It’s clear that they have dedicated countless hours to perfecting their craft, and their dedication shines through in every match.
One of the most impressive aspects of the Japanese team is their ability to consistently earn medals in major competitions. Whether it’s in sparring, pattern, or other Taekwon-Do disciplines, they have a track record of excellence. Their commitment to training and their competitive spirit make them formidable opponents on the world stage.
My dream of visiting Japan is a natural extension of my admiration for the country and its Taekwon-Do practitioners. Japan offers a rich cultural experience, from its historical landmarks to its cuisine and traditions. If I have the opportunity to visit Japan, I’ll likely find warm and welcoming community enthusiasts who share your passion for our martial art – Taekwon-Do.
Which generation of people in your country practices Taekwondo the most?
Unfortunately, most of these cases are children and juniors between 14 and 17 years of age. Fewer and fewer of our adults stay in the sports hall to practise Taekwon-Do. Life in Bulgaria is difficult…
How popular is Taekwondo as a martial art in your country?
In Bulgaria, Taekwon-Do ITF is one of the most popular martial arts, even more popular than Olympic Taekwondo WT and karate. Maybe we can only compete with kickboxing. But we work with kickboxing together and our competitors are the Bulgarian national kickboxing teams, which also won many medals at European and World Championships.
How long have your country’s representative athletes been practicing for this world championship?
In Bulgaria, Taekwon-Дo ITF is licensed by the Ministry of Youth and Sports. This gives us the opportunity to gather at preparatory camps funded by the state. These boot camps last between 30 and 40 days.
Please tell us about your country’s tourist attractions and recommended foods.
Bulgaria is a beautiful country in Southeastern Europe with a rich history (one of the oldest countries in Europe with more than 1400 years of history), stunning landscapes, and a diverse culinary tradition. Here are some of the top tourist attractions and recommended foods to try when visiting Bulgaria:
Tourist Attractions:
Sofia: Bulgaria’s capital city, Sofia, is a vibrant and historic destination. Visit iconic landmarks like Alexander Nevsky Cathedral, St. George Rotunda, and the National Palace of Culture. Don’t forget to explore the charming streets of the old town and the lively Vitosha Mountain.
Rila Monastery: Located in the Rila Mountains, this UNESCO World Heritage site is not only a spiritual centre but also an architectural masterpiece. The monastery features intricate frescoes and a peaceful atmosphere.
Plovdiv: This ancient city is one of Europe’s oldest continuously inhabited settlements. Its well-preserved Old Town is a maze of cobblestone streets, colourful buildings, and historic sites like the Roman Theater.
Bulgarian Black Sea Coast: Bulgaria offers beautiful beaches along its Black Sea coastline. Sunny Beach and Golden Sands are popular resort areas with vibrant nightlife, while Nessebar is a UNESCO-listed town with well-preserved medieval architecture.
Rila National Park: Nature enthusiasts will appreciate Bulgaria’s stunning natural landscapes, including the Rila National Park. Hike through its picturesque mountains, forests, and pristine lakes.
Bulgarian Thracian Tomb of Kazanlak: Another UNESCO World Heritage site, this tomb contains ancient frescoes and artefacts from the Thracian civilization.
Recommended Foods:
Banitsa: A popular pastry made with layers of thin filo dough, filled with ingredients like cheese, spinach, or pumpkin. It’s a delicious snack or breakfast item.
Kavarma: A traditional Bulgarian stew made with pork or chicken, vegetables, and herbs, often cooked in a clay pot. It’s hearty and flavorful.
Shopska Salad: A refreshing salad made with tomatoes, cucumbers, peppers, onions, and feta cheese, drizzled with olive oil and sprinkled with spices.
Kebapche: Grilled minced meat (usually a mixture of beef and pork) seasoned with spices and shaped into small sausages. It’s often served with a side of flatbread and garnishes.
Bulgarian Yogurt: Known for its unique taste and probiotic properties, Bulgarian yoghurt is a must-try. It’s often served with honey, fruit, or as an ingredient in various dishes.
Bulgarian Wine: Bulgaria has a long history of winemaking, and you should definitely sample some local wines. Look for varieties like Mavrud and Melnik.
Bansko Cuisine: In the town of Bansko, you can try traditional dishes like kapama (stuffed cabbage leaves) and chomlek (a slow-cooked meat and vegetable stew).
Rakia: Bulgaria’s traditional fruit brandy, typically made from plums or grapes. It’s a strong alcoholic beverage often enjoyed as an aperitif.
These are just a few of the many attractions and culinary delights that Bulgaria has to offer. Exploring the country’s history, culture, and cuisine is sure to be a rewarding experience for any traveller.
Please give a message to the Japanese national taekwondo team and Japanese taekwondo trainees.
To the Japanese National Taekwon-Do ITF Team and Coaches,
I want to extend my heartfelt support and encouragement to all of you as you prepare for your upcoming Taekwon-Do competitions and endeavours. Your dedication to this martial art and your commitment to representing Japan on the global stage are truly admirable.
The journey of a Taekwon-Do practitioner is one of discipline, perseverance, and continuous self-improvement. Your relentless training and unwavering focus on honing your skills are a testament to your determination. Remember that every step you take, every kick you execute, and every form you perform brings you one step closer to your goals.
Your coaches play a pivotal role in your development, guiding you through the intricacies of Taekwon-Do and helping you reach your highest potential. Their wisdom and mentorship are invaluable assets on your path to success. Trust in their guidance, and embrace the knowledge they share with you.
In the midst of competitions and challenges, keep in mind that the true essence of Taekwon-Do goes beyond medals and accolades. It is about the pursuit of excellence, the cultivation of respect, and the embodiment of indomitable spirit. You are not only representing your nation but also carrying forward the legacy of Taekwon-Do, a martial art deeply rooted in tradition and values.
Stay focused, stay determined, and stay united as a team. Lean on each other for support and encouragement, for it is in these moments of unity that you find strength and resilience.
No matter the outcome, know that your efforts inspire others, both within your own nation and across the world. Your dedication to Taekwon-Do is a shining example of what can be achieved through hard work and passion.
Wishing you all the best in your training and competitions. May your kicks be swift, your forms be flawless, and your spirits remain unbreakable. Japan is proud to have such a talented and dedicated Taekwon-Do team, and your journey is a source of inspiration to us all.
Ganbatte kudasai! (頑張ってください – “Do your best!”)
With unwavering support and respect,