テコンドー全日本チャンピオンが実践している「パンチや手技を強化するトレーニングメニュー」をご紹介します。
・テコンドーが上手になる練習方法を知りたい!
・トゥル(型)で力強い突きを出したい!
・マッソギ(組手)でパンチを強くしたい!
講師プロフィール
トレーニングメニュー
トゥル(型)で力強い突きをしたりマッソギ(組手)で強いパンチができるようになりたいです!
おすすめの筋トレを教えてください!
師範
テコンドーは蹴りのイメージが強いですが、実はトゥル(型)の中でも手技の方が多く出ますし、マッソギ(組手)でもパンチをうまく使うことで蹴りが活きてきます。
実際に私がしているトレーニング方法から2つご紹介します。
ありがとうございます!
今回、ご紹介頂くトレーニングを頑張って続けてもっとテコンドーが上手になれるように頑張ります!
腕立て伏せ①
一つ目のトレーニングは腕立て伏せです。
ですが、普通の腕立て伏せとはちょっと違ったやり方をすることで強いパンチを打つ筋力を鍛えます。
腕立て伏せはときどきやりますが、色んなやり方があるんですね。
どんな風にするんですか?
師範
こちらの写真のように手を三角形の形にして腕立て伏せを行います。
このやり方は初めて見ました!
三角形の形にすることでどういう効果があるんでしょうか?
師範
この方法では腕の外側の筋肉を鍛えることができます。
パンチを打つ時は手を伸ばすことになるんですが、その時に使うのが腕の外側の筋肉なんです。
なるほど!
この腕立て伏せをする時に気を付けるポイントはありますか?
師範
腕を下げる時にお尻が下がってしまわないようにすることが大切です。
お尻を下げずに体幹を意識して腕立て伏せをすることで腕のほかに腹筋や背筋も同時に鍛えることができます。
師範
また、トレーニングをする時の呼吸も大切です。
パンチをする時と同じように腕を上げるときに短く強く息を吐きます。
姿勢と呼吸が大切なんですね!
腕立て伏せのペースはどのくらいのペースでするのがいいんでしょうか?
師範
パンチを強くするためには持久力ではなく瞬発力を鍛えることが大切です。
そのため、ゆっくりではなくなるべく早めのペースで行います。
特に腕を伸ばすときは短く息を吐いて早く腕を伸ばすように意識しましょう。
なるほど。同じ腕立て伏せをするにしても、ポイントを意識することで効果が変わるんですね。
このトレーニングは何回くらいを目安に行えばよいのでしょうか?
師範
初めは1セット10回を目標に行うのが良いと思います。
そして、10回に慣れてきたら1セット30回を目指しましょう。
腕立て伏せ②
他におすすめのトレーニング方法はありますか?
師範
もう一つパンチを強くする腕立て伏せのトレーニングをご紹介します。
こちらのトレーニングではイスなどを使って行います。
まず、イスに背を向けた状態で手を置きます。
師範
もう一つパンチを強くする腕立て伏せのトレーニングをご紹介します。
こちらのトレーニングではイスなどを使って行います。
まず、イスに背を向けた状態で手を置きます。
師範
この状態から腕がほぼ直角になるように意識して腕を曲げます。
師範
腕を伸ばした時に背中が丸まらないように背筋を意識して胸を張ります。
このほかにトレーニングをする時に気を付けるポイントはありますか?
師範
先ほどの腕立て伏せと同じように腕を伸ばすときに息を吐いてできるだけ早いペースで行う事がポイントです
なるほど!このトレーニングはどれくらいの回数するのが良いですか?
師範
1セット10回から徐々に回数を増やしていき、最終的には1セット50回を目指しましょう!
最後に
パンチを強くするトレーニングをご紹介頂きありがとうございました!
2つとも道場だけではなく家でもできるトレーニング方法なので、道場に行けない日は家でやってみようと思います!
師範
良いですね。
トレーニングは1日だけやって効果が出るわけではなく、継続して行うことが大切です。
続けてトレーニングを行い習慣になるようにしてみてください。
はい!頑張ります!
ありがとうございました!!