昨今はネットで検索すれば、
私自身もトレーニングや医科学関連での調べ物の多くはネットを使用してその恩恵にあやかっています。
しかしそれら中には根拠のあやふやなものや伝え方が極論すぎて語
そのため質の高い正確な情報の流布が急務であり、
本稿では、多くの方が疑問に感じるも、
「
筋肉痛とは
ここで改めて言葉の意味を確認しておきましょう。
筋肉痛とは、
トレーニングや運動直後の疲労感や張り(パンプ)
正確にはわかっていない筋肉痛の原理
運動やトレーニングにより筋肉は微細な損傷を受け、
ここでポイントとなるのが、
もしも微細な筋の損傷を筋肉痛とするならば、
時間差で起きる痛みの正体
先行研究から、
これらのホルモンは損傷部分を見つけると痛みの信号を発信し、
「
という意味を示唆すると考えられています。
筋肉痛が起きなかった場合
先述のように、筋の損傷と痛みを発信するものは別だとすると、
・筋は損傷したが、ホルモンが出なかった
・筋は損傷してホルモンは出たが、痛みの信号が出なかった、
・そもそも筋が損傷していないためホルモンも出ない
これらは各々の環境や状況に大きな影響を受けるため、
歳をとると筋肉痛が遅くなるのは?
これもよくいわれる事ですが、上記のように理論的に考えると、
しかし実際のところ、ホルモン分泌によるものよりも、
筋そのものは年齢の影響を受けにくい
加齢は筋そのものはほとんど変性を起こさず、
そのため、
足がつる原理もわかっていない
運動中、睡眠中等に足がつる状態、
テコンドーにおいては正確な研究データはありませんが、選手の声を聞くとふくらはぎや足裏の筋肉が攣ることが多いようです。
実はこの足がつる現象に関しても筋肉痛同様に具体的な発生要因が
何が起きているのか
足がつる現象は、
通称の筋線維は髪の毛を束ねたようになっており、
なぜ起きるかは不明
これらの研究によると、体内の水分不足、
水分とミネラルを十分に摂らせ、
そのため、テコンドーにおいて同じ稽古をしていても決して全員の足が攣るわけではなく、攣りやすい傾向にある選手も毎回攣るわけでもありません。
あくまでその時々の個々の環境要因に大きく左右される事がお分かり頂けると思います。
攣りやすい傾向に陥ってしまうと、不安感により稽古や試合で本来の実力を存分に発揮することができなくなってきてしまいます。
そのため、水分、電解質、疲労など上記の要因を踏まえて自身で自身への処方を試行錯誤することが現時点での最善策かと思います。
足がつった時の対策
ミネラル等の電解質や水分を摂っても、
もしも足がつったその時には、筋の収縮をつった部分をストレッチすることで即効性のある処置ができます。
まとめ
以上の事から筋肉痛も足がつる現象も、運動に関してもケアに関してもまだまだ研究の余地があり、うわさ話や都市伝説的ものに頼り切らず、何がわかっていて何が分っていないのかを知ることで視野を広く持つことで自身の健康管理に寄与できれば幸いです。
アレが良い、これがダメという固定的な観点でなく、状況に合わせて柔軟な対応と見解ができれば非常に素晴らしく思います。
選手や道場生からの質問がありましたので、共有すべくこちらに記載を致しました。
お役立て頂ければ嬉しい限りです!
せきぐち