全日本ジュニアテコンドー選手権大会2023に参加した選手を支えた監督・コーチの感想やメッセージをご紹介します。
船水健二師範
監督として大会に参加した感想
毎年コーチとして全日本ジュニアに参加していますが、選手が自分の思ったようなパフォーマンスが出来なかったり、結果がついて来なかった時はもっと練習の時に良いアドバイスや練習の仕方があったのではないかととても考えさせられます。
試合に勝つ事がもちろん全てではないですが選手は勝つ為に努力をしているのでコーチ、指導者も今以上に努力を重ねて指導方法や選手の意識を高められるように変えて行きたいと思います。
出場した選手へのメッセージ
本当に大会お疲れ様でした!本当にみんな良く頑張りました!また大会を通してたくさんの感情を持ったと思います。喜びや嬉しさもあると思いますが、ほとんどの人は悔しい、辛い思いをしたと思います。この気持ちを忘れずに練習に望める人は本当に伸びると思います。
残念な事にほとんどの人がこの気持ちを忘れてしまい、いつもの日常に戻ってしまいます。この気持ちを忘れずに練習に努力をして来年は今よりもっと成長した姿を見せてほしいと思います!
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
全日本という舞台に立って試合をするのはもちろん、それに向かって努力し練習する時間は自分にとってとても大きな経験と成長になります。またそこで見る景色は今まで感じた事のないものになると思います。
はじめての全日本ジュニアは心配かもしれないけど1人で頑張るのではなく、コーチをはじめ、出場するメンバー、指導員、応援してくれる家族や道場生みんなが一団となって支えてくれるから是非とも怖がらずに挑戦してほしいと思います!
大谷悟副師範
コーチとして大会に参加した感想
出場した選手の皆様、審判の皆様、保護者の皆様、大会運営に携わった関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
今大会からコーチがセコンドにつかずに選手を見守る形へと大きなルール変更がありました。
初めは変更の意図が分からず戸惑いましたが、大会事務局より「大人がお膳立てをして子供を勝たせるのではなく、子供自身の力で考え、試合をし、成長する場としたい。」という趣旨の話を聞き納得しました。
ジュニア大会では勝敗だけでなく出場した選手の育成・成長が目的であり、今回、出場した選手全員が一回り成長したことと思います。
今後も大人が過剰に関与するのではなく、子供たちを信じ自分で考える力を養うような指導をしたいと思います。
出場した選手へのメッセージ
今回の大会に出場した皆さんは道場内では憧れの存在になります。
あの人みたいに全日本ジュニアに出れるようになりたい!そんな思いで下の帯の子ども達は皆さんのことを見ています。
そんな気持ちに答えられるように道場の中でも外でも自信を持って過ごしてください。
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
全日本ジュニアに出場するためには赤帯以上になる必要があります。また、赤帯以上の全員が出場できるわけではなく、日ごろの稽古に臨む姿勢やテコンドーの実力が考慮されます。
そのような舞台に立つことで得るものは非常に大きいです。ぜひ、自分には関係ないと思わずに、チャレンジしてみてください。
権寧実副師範
コーチとして大会に参加した感想
強化練習には全日本ジュニアに初出場する選手が多く、始めは強化練習の雰囲気に戸惑っていたのが、選手である自覚がだんだん芽生えて、心や気持ちが大きく成長した子が多かったように感じました。
大会当日は本部スタッフのためコーチには入ることができなかったですが、船水師範を監督に頼もしいコーチ陣が選手のサポートをしてくれてありがたかったです。
出場した選手へのメッセージ
今大会からコーチがマッソギのセコンド席から離れるルールになった事で、選手が自らで考えて、自身で戦略を立てて戦う試合になりました。
不安も大きかったと思いますが、ルールが決まった以上、これから普段の稽古では考えてマッソギをする習慣をつける必要があります。
選手は指導する先生のアドバイスをしっかり聞いて身に付けていって欲しいと思います。
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
10歳で赤帯になっていれば、全日本ジュニアに出場する資格があります。
少年部稽古生は、現在の自分の年齢と現在の帯から逆算して、○年後に選手として出れるかも?とシュミレーションしてみてほしいです。
そうすると現実味が出て、普段の練習がひと味変わってくると思います。
それから、ぜひ全日本ジュニア大会を観戦しに来てほしいです。
自分の歳と変わらない子供たちが日本一を目指している姿は、練習1回分よりもはるかに得るものがあると思います!
場所は少し遠いけど入場無料なので、是非足を運んでみてください。
渡部涼平指導員
コーチとして大会に参加した感想
今回コーチとして初めて参加させていただきました。 感想としてはJr選手のレベルが全体的に高く、 日頃の稽古の努力が動作や表情に出ており各選手の気迫を感じた素晴らしい大会でした。
また、同時に自身のコーチとしての日々のサポート面の強化や選手のフォロー体制のブラッシュアップの必要性があると個人の課題も見つかった大会となりました。
出場した選手へのメッセージ
本当にお疲れ様でした。
結果が出た人も出なかった人も、皆さんが大会に向け努力した時間は必ず血肉となり自身の成長に繋がります。
引き続き共に稽古に励みましょう。
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
挑戦し一歩踏み出す勇気がとても大切です。
試合に出場すると覚悟を決めた瞬間から試合は始まっています。
是非、悔いのないように限られた時間の中で精一杯トライしてみて下さい。
土屋英資指導員
コーチとして大会に参加した感想
今回で2回目のコーチとしてジュニア大会に参加しました。
今大会から新たな試みなどで戸惑いもありましたが、選手たちが最後まで諦めない姿勢に感動しました。
出場した選手へのメッセージ
大会に向かって頑張った事は今後絶対に生きます。
大会に向かって努力した事を忘れず、励んでいってください。
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
全日本は自分には関係ないと思わないでください。
日々の努力次第でいくらでも変わる事が出来ます。
一日一日の稽古を大切にして行けばやってやれない事はないと思います。