2024年6月16日に東京府中市の日本国際跆拳道協会 本部道場にて第85回昇段審査会が行われ、船水健二師範が5段に昇段しました。
10年以上、4段を修練し選手そして指導者として活躍した船水健二師範に昇段までの道のりや今後の抱負を聞きました。
昇段した際の気持ち
船水健二師範、昇段おめでとうございます!
早速ですが、昇段した際の率直な気持ちをお聞かせください。
本当に嬉しく思います。
朴禎賢師賢をはじめたくさんの師範の方々、また共に汗を流した仲間、道場生の皆さんと全ての方に感謝しかないです。
昇段までの道のり
今回、昇段するまでにどのような困難がありましたか?
私は4段として12年間修練してきました。
この12年間は師範として、そして選手として必死に駆け抜けてきました。
道場の指導では、自分が責任をもって道場を運営するようになりましたし、選手では全日本、世界大会、国際大会と出場し、自分の生徒からもたくさんの黒帯や国際大会に出場する選手が出てきました。
これまで多くの困難がありましたが、一番大変なことは諦めずに自分の出来る事を精一杯やり続ける事です。
それを実行できたからこそ5段に昇段することが出来たと思います。
確かに諦めずに最後までやり通すことは難しいですよね。
船水師範はどのようにやり通してきたんですか?
私には、たくさんの生徒の応援や笑顔があり、先導してくださる師賢、師範がいらっしゃいました。
そのおかげで色んな事を前向きに頑張り、挑戦する事が出来ました。
本当に自分にとってとても大きな支え、後押しになりました。
感謝でいっぱいです。
5段師範としての抱負や目標
これからの5段師範としての抱負や目標を聞かせて下さい。
5段になったからといって慢心せず、今まで以上に大きくなる責任を果たしていきたいです。
そのためには技術、精神力はもちろんですが、色んな所に視野を広く持って自分を高められるよう精進したいと思います。
道場生へ一言
最後に普段、道場で指導している道場生へ一言お願いします。
本当に応援ありがとうございました。
自分がこうやって頑張って来れたのも道場生皆さんのおかげです。
今まで通り道場では一緒に汗を流し、そして、皆さんには是非とも黒帯目指してほしいと思います!
これからも共に頑張っていきましょう!
朴禎賢師賢コメント
船水師範
跆拳道五段昇段
おめでとう❗️🎉
1992年、君が6歳のころ、父親の手にひかれ、荒川道場に入門したのが、ついこの前の出来事であったと思い出しますが、今では不惑四十歳が目前の立派な成年となり、跆拳道五段の師範になったことは、身近な跆拳道指導者の私自身の喜びでもあります。
武道界、ならびに跆拳道界において、「五段位」の師範が担う、技術と精神と責任と役割は、相当大きなものであると感じて来ました。
自分自身に対し常に厳しい稽古を積み重ね、
深い技術を錬磨し、
後進達の良い手本となる事や、
先人達から脈々と受け継いで来た、跆拳道の技術と精神性を守り、発展させてゆく要となるポジションとなるからです。
これから、武道跆拳道を志す武道人として、更に、
目標を高く掲げ、
心を広く持ち、
持ち前の明るい思考力で邁進して欲しいです❗️
心はいつも、
「礼儀」と「克己」
そして「百折不屈」
の厳しさを。。。
2024年9月
朴禎賢