2020年12月20日(日)、テコンドー・ファラン朴武館では、有段者技術研究会100回開催を達成しました。
2009年から始まり11年間、有段者を対象とした正統跆拳道の技術・精神の研究を目的に稽古を重ねてまいりました。
この度100回を達成した記念に、第1回から有段者技術研究会事務局長として研究会を開催し続けた梅田達哉師範、第101回より事務局に参加する土屋稔師範にお話を伺いました。
梅田達哉師範
これまでの有段者技術研究会で一番印象に残っている研究会
第1回の町屋道場で、皆を集める難しさを知りました。
第50回で空手の岩本先生にご指導いただき、生涯武道人としての生き方、考え方を学びました。
そして今までの100回のほとんどでご指導いただいた、朴禎賢 師賢に技術を追究して行く事の素晴らしさを学びました。
全ての研究会がとても大事な時間です。
継続するうえで困難だったこと
研究会の重要性をメール等、文章で皆に伝える事の難しさです。
参加してもらえなければ、研究会の重要性は中々理解してもらえません。
困難を乗り越えた方法
皆に是非参加したいと思えるように文章を考え、研究会の重要性を伝えられるように努力しました。
そして参加者自身が研究会の重要性に気がつき、そして技術を追究する楽しさを理解してもらえたのではないかと思います。
100回を達成した今の気持ち
コツコツと積み重ね、第100回を達成する事が出来ました。
個人的に言えば、これまでの100回の練習の中で、自分自身の技術や指導方法につながる物をたくさん吸収出来たことをとても嬉しく思いますし、同じように感じてくれる人がいれば、とても素晴らしい事だと思います。
有段者技術研究会200回・300回へ向けた抱負
技術の追究には終わりはありません。
すればするほど奥の深さを感じます。
これからも自身の技の研究を続けて行くのは勿論ですが、若い有段者、指導者にも技術を伝えて行ければと思います。
これから有段者技術研究会に参加しようと思っている人たちへ一言
一回一回で学べる事は少なくても、回数を重ねるごとに沢山の事を学び、そして自分にあった技術や練習方法を見つける事が出来るはずです。
まずは参加する事が大事です。
なるべく都合をつけて参加していただければと思います。
土屋稔師範
事務局として有段者技術研究会に参加することになった意気込み
これまでとは違い有段者技術研究会に参加するだけでなく、発信する側として参加する事になり、多くの方に参加してもらい、技術の共有が出来れば良いと考えています。
有段者技術研究会200回・300回へ向けた抱負
これまで11年間掛けて、100回続いてきた有段者技術研究会を、今後、更に新しい人達が参加しやすく、また参加回数も1回や2回ではなく継続して参加出来るようにしていきたいです。
これから有段者技術研究会に参加しようと思っている人たちへ一言
有段者技術研究会は、名前を聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、参加者にとって技術を学ぶ良い練習の場になると思います。
是非、積極的に参加して下さい。