2020年1月26日に東京府中市の日本国際跆拳道協会 本部道場にて第76回昇段審査会が行われ、朴武館から新たに4名の師範が誕生しました。(内1名は現在小倉道場所属)
10年以上の修練を経て師範に任命された大島勝師範(鴻巣道場)に師範に任命されるまでの道のりや今後の抱負を聞きました。

大島勝師範(鴻巣道場)

師範に任命された時の率直な気持ちをお聞かせ下さい

とても嬉しい気持ちと師範としての責任を強く重く感じています。

師範になるまでの道のりで最も困難だったことはなんですか?

初めて指導員として指導を任せられた時です。
自身の稽古は自分自身の努力で行えますが、稽古生の成長は、指導者だけが努力しても上手く行かない時があります。
充実した稽古になっているか、不安になった時がありました。

その困難な事をどのように乗り越えましたか?

指導者であっても一稽古生であり、指導だけを行なっていた訳ではなかったので、朴師賢、チョンウ師範をはじめとする師範、副師範の指導方法など稽古を受けながら指導についても学びました。
稽古生の気持ちになる事が大切ですね。

これからの師範としての抱負や目標を聞かせて下さい。

稽古生の成長と一人でも多くの有段者を育てていきたいと思います。
そして、私を師範まで育てて頂いた朴師賢のように、私が指導した稽古生を指導者、副師範、師範へと導く事が私の目標です。

指導する鴻巣道場稽古生とともに

朴師賢コメント

大島勝師範!

四段昇段及び「師範」任命おめでとうございます。
このたび、任命された跆拳道の指導者資格の「師範」とは、どのような存在であり、何を目指してゆく人なのでしょうか??

私は、「跆拳道の師範」とは、自身の跆拳道修錬、稽古生の指導育成はもちろんですが、稽古生の中からより優れた人材を育て、跆拳道の指導者として育ててゆくことが出来る人であると考えています。

師範になられた大島勝師範が跆拳道の修錬と修得において、今後も今までのように、また、これまで以上に自己研鑽と技術錬磨の為、精進を重ね、人間形成においても一段階高い所へ到達してゆかれ、多くの弟子、指導者を育成されてゆかれんことを心から願っております。

これからも共に跆拳道修錬を重ね、指導者として、明るい未知の未来、将来を開拓して参りましょう。

朴禎賢