2020年1月26日に東京府中市の日本国際跆拳道協会 本部道場にて第76回昇段審査会が行われ、朴武館から新たに4名の師範が誕生しました。(内1名は現在小倉道場所属)
2001年の入門以来、埼玉道場を創成期から支えた土屋稔師範(朝霞道場)に師範に任命された心境や今後の抱負を聞きました。

土屋稔師範(朝霞道場)

師範に任命された時の率直な気持ちをお聞かせ下さい

純粋に嬉しい気持ちもありますが、それ以上に、師範という立場の責任の重さを感じています。

2010年全日本大会埼玉県代表(左から2番目)
副師範任命(2013年1月27日)

師範になるまでの道のりで最も困難だったことはなんですか?

師範として相応しい技術を習得するために自分自身が修練する事も困難ではありましたが、仕事をしている生活の中で自分自身の稽古や、担当する朝霞道場の指導を継続するという事が時に困難なこともありました。

朝霞道場第一回稽古(2008年8月28日)
朝霞道場第一回稽古(2008年8月28日)
第1回朝霞市大会(2013年4月27日)

その困難な事をどのように乗り越えましたか?

白帯のころから指導して頂いた朴禎賢師賢を始めとした朴武館の師範の方々に助けられ、乗り越えることが出来ました。
また、自分自身が指導をする道場がある事、道場に来てくれる稽古生がいることが大変だという気持ち以上の「やりがい」「楽しみ」がをもたらしてくれたためここまで続けることが出来ました。

指導する朝霞道場の稽古生たち

これからの師範としての抱負や目標を聞かせて下さい。

テコンドー師範として自らの道場生を黒帯そして指導者へと育てていくと共に、自分自身も精神面、技術面で成長していきたいです。

朴禎賢師賢コメント

土屋師範!
四段昇段、「師範」任命おめでとうございます。
私の記憶では、土屋師範は確か2001年2月埼玉浦和道場に入門しました。
そして2008年8月、2段の時に跆拳道指導員として初めて朝霞道場での指導が始まったと思います。
入門から約20年、指導者となり12年が過ぎ、師範として生まれ育った地元の朝霞市での跆拳道普及には、さらなる生き甲斐のあることだと思います。
跆拳道の指導者は、技を教えるばかりでなく、人を育てる「教育者」であると私は思います。
土屋師範の思いやりある人となりは、これまでたくさんの道場生を育て信頼を集めて来ました。
今後、朝霞道場の活発な活動で生き生きとした道場へと成長してゆく事を、朴武館一同、切に願っています。

朝霞道場で心技体を備えた有段者を確実に育てていかれん事を期待しています。

朴禎賢