2015年3月14日(土)、『ファラン朴武館 特別指導者セミナー 第50回有段者技術研究会』が、戸田道場で行われました。
2009年4月、第1回有段者技術研究会がスタートしてはや六年が経ちました。
第50回目を記念する技術研究会には全日本テコンドー選手権大会にも13年間来賓としてご参加いただいている、空手道名人・慶應義塾大学体育会 空手部初代監督 岩本明義先生を招聘し指導者特別セミナーが行われました。
研究会は今後も100回、200回、300回と回を積み重ねて、正統テコンドーの心と技、真のテコンドー精神を極めて行きます。
※岩本明義先生は1928年生まれ。御年86歳で空手歴70年。現在も稽古を継続されている。
岩本先生の武道観、人生観について心のこもったお話に、指導者たちは多くを学んだ。
日 時 : 2015年3月14日(土) 20:30~21:30
場 所 : 戸田道場
指 導 : 岩本明義先生(86歳) (慶應義塾大学体育会 空手部初代監督)
参加者 : 10名
内 容 : 武道観・人生観について
段位別の参加名(敬称略):
六 段 朴禎賢
五 段 朴禎祐
四 段 梅田達哉 船水健二
三 段 大島勝 大矢英伸
二 段 谷口慎一 多羽田典宏
祝辞 Massage
朴禎賢師範が埼玉浦和道場を開設され今年で創立15周年記念祝賀会を開催されることは誠に慶ばしく、心よりお祝い申し上げます。
思い起こせば朴禎賢師範が慶應義塾体育会空手部のOB会である木曜会の医学部空手道場に来られて12年、テコンドーの武術演武を黄秀一師範と二人でされ、我々空手道を永年修練する者にとっても、目の前でテコンドーを見たのは初めてであり、蹴り技の素晴らしさと威力に感心したことでした。
木曜会に集い空手部のOBは年間で延べ200人を超え、上は90歳の先輩から60歳の若手(?)に至るまで、木曜日の夕方より集まり生涯空手の稽古と研究に35年2,000回に及ばんとする鍛錬を続けている所によく空手をも求めて稽古に来たことと感心していました。
それから小生も又テコンドーの武術演武を学ぶべく、同時に朴禎賢師範の心の構えと人柄に惹かれて荒川・埼玉の朴武館の関連する大会に参加、同時に歳を重ねた老人ではありますが、空手の演武も度々しました。
早いもので最初の頃は少なかった生徒たちも今では500余名、その指導と情熱に惹かれ盛大になられ何より同慶の至りです。
その間、韓国の古武道十派方の人間国宝武道の方や達人の方との出会い、文化の交流・武道を通じて純粋に交わることが出来て幸いです。
これからも益々努力、精進なされて師聖黄進先生の指導のもとより発展されんことを祈念しております。
2014年12月13日
慶應義塾大学体育会 空手部
初代監督(1955年) 86歳 岩本明義