全日本ジュニアテコンドー選手権大会2022に参加した選手を支えた監督・コーチの感想をやメッセージご紹介します。
船水健二師範(荒川・川崎道場)
監督として大会に参加した感想
毎年コーチとして強化練習を指導してきましたが、今回は自分ではなく大谷副師範をはじめ他の指導員のメンバーが中心となって指導をし、自分はコーチではなく、監督という立場で大会に望みました。
毎年選手が増えていく中で、選手だけではなく、その子達を指導、育成していける指導者が増えてきている事を本当に嬉しく思います。
全日本ジュニアを通して感じた選手の変化
今回の試合でほとんどの選手が悔しい思いをしました。
練習では見せない表情、感情があり、普段での練習では感じられないものを得たと思います。
選手みんなが今の自分に満足せず、次こそはと強い気持ちになり、練習だけでは得られない成長をしたと思います。
全日本ジュニアを通してジュニア選手に伝えたかった事
今回の大会を通して、全日本という大きな舞台で試合に勝つ難しさを知ったと思います。
では次はどうすれば勝てるのか、今までの練習量、練習方法でいいのか、もっと出来る事はないのか、と自分を見つめなおす事の大切さを伝えたかったです。
これはテコンドーに限らず、今後の人生で何か目標を持った時に、それを達成する為に向かって努力する力、考え方をテコンドーを通して子供たちには養ってほしいと思います。
出場した選手へのメッセージ
本当に大会お疲れ様でした!今回大会で感じた事、思った事を忘れずに日々の練習を頑張っていこう!
やるも、やらないも自分次第だ。まだまだ出来るし、もっとやれるから!
勝つ事も大事だけど、それよりも目標に向かって日々努力して、今の自分よりも少しでも成長出来るように頑張っていこう!
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
まずは全日本ジュニア大会目指して日々の練習を頑張ってほしいと思います!
大会前に頑張るのではなく、日々の練習の積み重ねが大事です。全日本という大きな舞台で自分と同じくらいの年のメンバーが一年に一回全国から集まり試合をする、そこに自分の全部をぶつけてほしいと思います。そこで得たものは必ず自分の大きな成長に繋がります。
大谷悟師範(戸田・浦和道場)
コーチとして大会に参加した感想
コロナ禍の中、無事に大会が開催されたことを大変嬉しく思いました。選手やコーチとして大会に携わっていると、大会が開催されることは当然のように感じてしまいますが、決してそのようなことはなく、特に今年のようなコロナ禍という状況では、事前の調整など多くの見えない努力があったと思われます。
大会を運営されている方の中には、自身の道場の稽古生が出場し、本当はコーチとして参加したいけれど運営や審判として大会を支えてくださった方が多くいらっしゃいます。
そのような大会開催を陰で支えてくださった全ての方々に感謝申し上げます。
全日本ジュニアを通して感じた選手の変化
大会2月前の強化練習から大会当日までを自分の力で乗り越えたことで、大きく自信がついたと思います。
特に大会に初めて出場した選手は、初めての強化練習、初めての全日本と今までに経験したことのないことにチャレンジするため不安も大きかったと思います。
ですが、そのような不安に打ち勝ち、大会をやり遂げたことで大会前の自分より一回り成長したと思います。
全日本ジュニアを通してジュニア選手に伝えたかった事
目標に向かって自分の意志で努力する大切さを伝えたかったです。
特にジュニアのメンバーは子供の習い事としてテコンドーを始めているため、自分の意志で始めたというよりは親の勧めで始めたメンバーがほとんどだと思います。
ですが、始めは親から勧められて始めたテコンドーでも、全日本ジュニアのような大きな目標を持つことで、自分の意志で考え目標に向かって努力するように変化してほしいと思い、強化練習や大会を通してそのことを伝えました。
出場した選手へのメッセージ
強化練習から大会まで本当にお疲れ様でした!今回の大会を通して何か一つでも得る物があり、大会前と後で成長を感じてもらえたら嬉しく思います。
また、全日本ジュニアに出場するということは、道場では他の少年部の稽古生にとっての目標や憧れになります。これからは道場内でも道場の外でも他の稽古生の模範となるような稽古生であってほしいと思います。
最後に、今回、大会に出場できたのは皆さんの親のほか大会を運営した方々の協力があったからということを忘れずに感謝の気持ちを大切にしてください。
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
全日本ジュニアは自分にとっては遠い存在で関係ない!そのように思う稽古生も多いと思います。
ですが、日々の稽古をしっかりと取り組み努力を続ければ誰にでも出場するチャンスはあると思います。
全日本ジュニアに出場できるかできないかを決めるのは他の誰でもなく自分自身です。
挑戦する前からあきらめずに目標に向かって努力してみてください。
酒井麻央指導員(鈴鹿道場)
コーチとして大会に参加した感想
当道場から選手、コーチ共に初参加だったので、良い経験になったと思います。
コーチ陣がどのように選手達をサポートすべきか、勉強させて頂きました。
全日本ジュニアを通して感じた選手の変化
年々、選手のレベルが上がってきているのを感じました。
技術面もそうですが、大会に臨む気持ちなど、全体的に底上げされてると思いました。
全日本ジュニアを通してジュニア選手に伝えたかった事
今大会で結果を残せなかったとしても、この経験を自信に繋げて、さらに稽古を重ね、次回は必ず結果を残すという目標を持ってもらいたいです。
出場した選手へのメッセージ
大会で結果を残す事が全てではありませんが、しっかりと目標を持って、日々の稽古を大切にしてほしいと思います。
これから全日本ジュニアを目指す稽古生へメッセージ
大会に出場することは、自分にとって良い経験にもなり、自信にも繋がります。
一緒に稽古している道場生達をライバルとして、切磋琢磨して稽古に励んでもらいたいです。